色彩
暑い日が続いているブリュッセルですが、先週の開催ではメニューの〆くくりに揖斐郡春日の天空の古来茶の煎茶を冷茶でお召し上がりいただきました。ひんやりとした冷茶の味わいは爽やかなほろ苦さのなかにも心和む甘みも感じ、熱さの中に清々しさを与えてくれました。
そしてその清涼感を感じる色合いはまるで昨年の11月の開催で特別展示をしていただいた現代美術家の滝沢礼子さんの作品のようで。。。わたしたち日本人にとって馴染みの深い和紙を使用したこの作品の手法は彼女のライフワークとしてもう随分と長い間とり組まれているそうですが作品の一つ一つ全てに愛情が感じられます。この優しい色合いはまるで彼女の人なりを表しているようです。
REIKO TAKIZAWA 《 incidents / インスタレーション 》
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